絶対に・・・?うまくいく・・・?
先日から社内で開催されている「会議運営を学び、生産性を高めるための勉強会」に参加しています。
技術部のマネージャーが発起人となり、彼の勧める本「会議が絶対うまくいく法」
(アメリカで出版され、「会議のバイブル」と呼ばれているそうです。)に興味を持った者が
参加することになりました。

この本で紹介されている「インタラクションメソッド」を
社内の全会議に取り入れよう!という訳ではなく、あくまでも手法のひとつとして勉強しています。
この本に興味を持った、ということは日頃の会議に何かしらの思いがある社員が集まったのかも
しれません。

この「会議が絶対うまくいく法」は、下記のような症状に当てはまる方に
オススメしているそうです。(一部抜粋)
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・出席者が多すぎて、結論が出ない
・やる気のない出席者が多い
・上司の独演会で、他の人は発言しない
・会議が派閥争いの場になっている
・とにかく会議が多すぎる!
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本日は、「インタラクションメソッド」で勉強になった項目の中から
いくつかご紹介したいと思います。
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その1:会議に参加する人の役割は4項目に分けられる。
1.マネージャー
・会議の主催者
・議事進行をしてはいけない
・会議の計画や運営を思い切って部下に任せる
・会議の生産性の向上のため
・部下のスキルを伸ばすため
・決定を下す責任がある
・地位の高い人の発言は最後に回す
2.ファシリテーター
・議事進行係
・中立的な立場を守る
(自分の意見を主張したり、、他人の意見を批判してはいけない)
・発言する人への個人攻撃を防ぐ
・誰か一人の発言が暴走しないように気をつける
3.書記
・「会議の召使い」である
・ホワイトボードや大きな紙にそれぞれの発言のポイントを発言者が使った言葉を
そのまま記録する。
(その際、発言者の名前は書かない。グループ全体のアイディアとなる。)
4.メンバー
・「会議はメンバーのものである」
・発言がメインになるが、ファシリテーターの監視役でもある
その2:会議はすべて同じではなく、以下の種類に分類することができる。
・問題解決のための会議
・意思決定のための会議
・計画会議
・報告会議、発表会
・評価、フィードバックの会議
種類ごとに会議の運営方法を変えるべき、見直すべきである。
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上記はすべてインタラクションメソッドの導入部分であり、この項目だけを読まれても
「なんのこっちゃ!」という感想かと思います。
もし、日頃の会議運営に疑問や問題を感じている方がいらっしゃいましたら、
少しお読みになってもいいかもしれません。
本に書いてあるすべてのことを取り入れるのは難しいかもしれませんが、
「役割分担だけ取り入れる」「会議への意識を変える」だけでも
何か変わるかも、しれません。
※個人的にはこの本に書かれている「書記のしくみ」「会議メモの取り方」を導入するだけでも、
会議の質が変わるかなと思いました。